一昨日、月一メンテナンスの戸畑のYさん(76歳)が
施術を受けに来られました。
初来院は7年以上前になる常連さんです。
最近、病院の検査で以前から胃にあった
ポリープが大きくなり数も増えていると
言われ元気がありませんでした。
そこで、当院が取次ぎをしている水素風呂を
レンタルしたいとのことでした。
機械の在庫はあったのですが、
Yさんはバスを乗り継いでの来院なので
自分で持って帰れません。
そこで、私の仕事が終わり次第、
その日の夜にご自宅まで届けてあげることにしました。
一日でも早く使いたいだろうなあと
思ったからです。
ご自宅は
息子の車で30分弱の場所でした。
Yさんはとても喜んで下さったので
私も嬉しかったです。
しかし、
帰りの私の気持ちは少し複雑でした。
雨が降っても、風が強くても
バスを乗り継いで、停留所からは歩いて
通って来てくれてたんだなあ~
そう思うと涙がでそうになりました。
最初の頃のYさんは、
靴を履くのも辛い腰痛。
足を引きずりながらも私の提案通り、
週に何回も通って来られました。
今は、見違えるほどに元気になられましたが
それでも必ず月に一度は来られます。
あの頃は
「辛かっただろうなあ」
今でも
あそこから通われるのは
「大変だろうなあ」
そう思うと胸が張り裂けそうな
何とも言えない感情に襲われました。
本当に有り難いなあ~
患者さんが来てくれるのは
決して当り前ではない。
思いあがってはいけない。
仕事に対する姿勢を
今の10倍以上
真剣モードを上げよう!
と、思うと同時に
感謝の気持ちは今の100倍以上
感じる人間になれるように意識しよう!
と、誓った貴重な出来事でした。
2017年12月7日(木)