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高血圧と降圧剤健康生活

本記事は、整体師としての私の個人的な意見を述べるものであり
特定の治療法や医薬品の使用を推奨するものではありません。
 

日々の施術や体のケアの中で感じたことを
個人の視点としてお伝えします。
高血圧に関するお悩みは、必ず専門の医療機関にご相談ください。
 

私自身の経験や、多くの患者さんとの対話の中で
薬に頼らず体本来の力を大切にする考え方が浮かんできました。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
 

  • 体への負担を考える視点
    薬で無理に血圧を下げると
    脳や腎臓などの大切な臓器への血流が十分に行き渡らなくなる可能性があります。
     
    特に、高齢の方ではこの点が気になる場合があると聞いています。
     
  • 薬の副作用への懸念
    いくつかの降圧剤には、めまいや倦怠感
    体調不良といった副作用が報告されることもあります。
     
    副作用を避けるために、まずは生活習慣の
    改善を試みるという考え方もあります。
     
  • 根本的な原因へのアプローチの重要性
    薬はあくまで対症療法であり、ストレスや食生活
    運動不足といった生活習慣が原因である場合
    その根本的な改善が求められるという意見があります。
     
    私自身、施術を通じて生活習慣の
    見直しをお勧めすることが多くあります。
     

一方で、体がある程度の血圧を保つのは
自然な防御反応だという意見も存在します。
以下はその考え方です。
 

  • 体の備えとしての高血圧
    年齢とともに血管が硬くなるのは自然な現象であり
    多少の高血圧が体にとって必要な場合もあるとされています。
     
    無理に血圧を下げることで、
    本来必要な血液の流れが損なわれるのではないかという見方です。
     
  • 個々の体質に合わせた対応の必要性
    一律に血圧を下げることが最善の方法とは限らず
    個々の体質や生活環境に応じた対応が大切だという意見もあります。
     
    整体の現場でも、患者さん一人ひとりの状態に合わせた
    アプローチが求められると感じています。
     

私個人としては、軽度の高血圧であれば
まずは生活習慣の改善やストレスマネジメント
適度な運動など、体の自然な働きをサポートする方法に注目しています。
 
もちろん、重度の場合や合併症が懸念される場合は
医師の指導に従って適切な治療を行うことが最優先です。
 

※本記事は、整体師としての私の個人的な見解に基づくものであり、医療的なアドバイスではありません。

2025年4月5日(土)

体を整える歩き方 ~元プロアスリート整体師が伝えたい“歩き”のコツ~健康生活

私たちは毎日何気なく歩いていますが、
その歩き方ひとつで体は大きく変わります。
 
腰痛や膝の痛み、猫背や肩こりなど
実は日々の歩き方が関係していることも少なくありません。
 
私はプロのウォーキング指導者ではありませんが、
23年間競輪選手として体と向き合い、
その後整体師として多くの方の身体に触れてきました。
 

この文章は、私自身の経験から導き出した
「体を整えるための歩き方」の考え方をまとめたものです。
 
科学的な裏付けはありませんが、
実際に実践してきた中で感じていること、
患者さんにも伝えていることを正直にお伝えします。
 

まず何より大切なのは、歩くときの姿勢です。
「骨盤の真上に頭がある」状態を意識してみてください。
 

多くの方は、スマホやパソコンの影響で首が前に出ていたり、
背中が丸まっていたりします。その姿勢のまま歩いてしまうと、
体のバランスが崩れ、どこかに無理がかかります。
 
 

・お尻を軽く引いて坐骨の上に体重を乗せる
・その真上に骨盤、さらにその真上に頭が来るように意識する
 

この縦のラインを意識するだけで、重力を効率よく使えるようになります。
 

歩くときは、ついつい下を見てしまいがちですが、
目線は少し先を見ましょう。
 
前を見ることで自然と背筋が伸びやすくなり、姿勢も整います。
 

また、肩に力が入っていると上半身がこわばり、呼吸も浅くなります。
深呼吸して、肩の力をストンと落とす意識を持つと、歩きがスムーズになります。
 

歩くときの着地は、踵からドンと着地するのではなく
足裏全体、またはつま先側で静かに着地するイメージを持ってください。
 

そして、足指で地面を掴むように使うこと。
足の指は本来、しっかり動くようにできていますが
靴や歩き方の影響でうまく使えていない人が多いのです。

踵から強く着地する「踵着地」は、
股関節に強い負担をかけてしまいます。
 
特に、硬い床やコンクリートの上を裸足で踵着地してみると
その衝撃が体に響くのがよく分かるはずです。
 

歩いているとき、骨盤の上端と肋骨の下端の間を引き伸ばす
ようなイメージを持ってください。
 
これは「お腹を引き上げる」というより
「胴体をスッと縦に伸ばす」感覚です。
 

この空間が縮まっていると、背骨が圧迫されやすく
内臓の位置も下がりがちになります。
 
呼吸もしにくくなるので、全身の巡りが悪くなります。
 

歩くとき、多くの人は「足を前に出す」
ことを意識しがちですが、実は逆です。

足で地面を後ろに蹴ることで、
体が自然に前へ進んでいく感覚が理想です。
 

この動きができると、
脚の筋肉がバランスよく使われ、姿勢も安定します。
 
自転車で前に進むとき、
ペダルを押し出す力と似ているかもしれません。
 

歩き方を変えるには、靴もとても大切です。
私のおすすめは次の通りです:
 

  • 足指が自由に動く靴(足先が広めのもの)
  • 靴底は薄くて柔らかいもの(地面の感覚が伝わる)
  • 中敷き(インソール)は薄いもの、または入れない
  • 靴下は五本指ソックスか足袋型
     

クッションが厚すぎたり、靴底が硬すぎると
地面の感覚が分かりにくくなり、体が鈍感になります。
 
本来の足の機能を取り戻すためには、
できるだけ“裸足に近い感覚”が大切だと考えています。
 

私はプロの歩行指導者ではありません。
 
元競輪選手というアスリートの経験と
整体師として多くの体に触れてきた経験の中で
実際に感じたことをもとにこの「歩き方のコツ」をまとめています。
 

もちろん、科学的なデータや理論があるわけではありません。
 
でも、歩き方を変えることで
「疲れにくくなった」「姿勢が楽になった」と
おっしゃる患者さんが多いのも事実です。
 

正しい姿勢で歩くことは
それだけで全身のバランスを整える「セルフ整体」にもなります。
 
特別な道具や時間はいりません。
意識を少し変えるだけで、体が楽になることはたくさんあります。
 

歩き方を見直してみたい方は
ぜひ一度、今日お伝えしたポイントを取り入れてみてください。
 

毎日の歩きが、
あなたの体を整えてくれる一番のパートナーになりますように。
 

2025年4月4日(金)

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