下半身太りと整体: 骨盤の後傾がもたらす影響と対策

こんにちは、からだ快福クラブ北九州の院長です。本日は、「下半身太り」と「骨盤の後傾」についてお話しします。この問題に対する理解を深め、解決方法をご紹介いたします。

骨盤の後傾とは?

多くの方が日常生活で無意識に行っている姿勢の一つに、骨盤を後ろに倒す(後傾)座り方があります。この姿勢は、一見リラックスしているように見えますが、実は骨盤の健康に悪影響を与える可能性があります。

骨盤後傾の影響

  1. 骨盤の開き: 骨盤が後傾すると、自然に骨盤の関節が開く傾向があります。これにより、骨盤周囲の筋肉や靭帯に負担がかかり、姿勢が崩れる原因となります。骨盤が開くことで内臓の位置も影響を受け、特に胃が下に落ちやすくなります(胃下垂)。さらに、内臓全体が下に落ちる(内臓下垂)ことで、下腹がぽっこりと膨らむ原因にもなります。
  2. 消化不良と下半身太り: 骨盤が後傾して開くことで、胃が下に落ちて腸を圧迫し、消化機能にも影響が出ます。これにより、食べ物の消化がスムーズに行われず、消化不良や胃もたれを引き起こすことがあります。これが続くと、栄養吸収の効率が悪くなり、体重増加や下半身の脂肪蓄積に繋がることもあります。
  3. 姿勢の悪化: 骨盤の後傾は、猫背を引き起こし、みぞおちを圧迫することで横隔膜がうまく使えなくなります。その結果、呼吸が浅くなり、全身の酸素供給が不足します。さらに、がに股の原因にもなり、全体的な姿勢の悪化に繋がります。

整体による対策

当院では、以下のアプローチで骨盤の後傾を改善し、下半身太りの解消をサポートします。

  1. 骨盤の矯正: 骨盤の後傾を正すための矯正を行います。これにより、骨盤の位置を正常に戻し、内臓の位置も適切に保ちます。
  2. 姿勢指導: 日常生活での正しい座り方や立ち方、歩き方を指導します。特に椅子に座る際には、お尻を後ろに引いて坐骨で座り、骨盤を立てて座ることが重要です。これにより、骨盤の後傾を防ぎ、正しい姿勢を維持することができます。
  3. 筋肉の緩和: 骨盤周りの筋肉や腰、背中の筋肉を緩める施術を行います。これにより、筋肉の緊張を和らげ、骨盤の後傾を引き起こしにくくします。
  4. セルフケアの指導: 自宅でも簡単にできるセルフケア方法をお教えします。例えば、腰のストレッチや骨盤周りの筋肉をほぐすエクササイズなどを取り入れることで、整体の効果を持続させることができます。

まとめ

骨盤の後傾は、見た目の問題だけでなく、消化機能や健康全般にも悪影響を及ぼします。内臓下垂や胃下垂、猫背やがに股、そして呼吸の浅さなど、多くの問題を引き起こします。これが下半身太りの原因となることもあります。骨盤後傾を改善することで、健康的な体を取り戻し、消化不良などの問題も解消することができます。当院では、骨盤の矯正や姿勢指導、セルフケアの方法を通じて、皆さまの健康をサポートいたします。

下半身太りや消化不良でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。からだ快福クラブ北九州で、お待ちしております。