こんにちは、からだ快福クラブ北九州の院長・林です。今回は、「腰痛改善に腹筋はNG」というテーマでお話しします。腰痛に悩む方々が多い中で、「腹筋を鍛えれば腰痛が改善する」と考える方も少なくありません。しかし、実際には腹筋を過剰に鍛えることで腰痛が悪化することがあります。以下にその理由を詳しく説明します。
1. 腹筋トレーニングのリスク
腹筋を鍛えるトレーニングは、通常は腹直筋や腹斜筋などの筋肉を強化します。しかし、これらの筋肉を過剰に鍛えることで、腰椎(腰の骨)に過度の負担がかかることがあります。特に、腹筋運動の中には腰を反らせる動作が含まれているものがあり、これが腰痛を引き起こす原因となることが多いです。
2. 体幹全体のバランスが重要
腰痛を改善するためには、腹筋だけでなく、背筋や体幹全体の筋肉のバランスを整えることが重要です。体幹の筋肉は、体を支える役割を果たしており、腹筋だけを強化するとバランスが崩れ、腰痛が悪化する可能性があります。
3. 正しい姿勢と骨盤の調整
腰痛の原因は、姿勢の悪さや骨盤の歪みによるものが多いです。当院では、腰痛改善のために正しい姿勢の指導や骨盤の調整を行っています。腹筋を鍛えることよりも、まずは姿勢を見直し、骨盤の位置を整えることが大切です。
4. おすすめのエクササイズ
腰痛改善には、以下のようなエクササイズが効果的です:
- プランク
- 方法:肘を肩の真下に置き、体を一直線に保つ。つま先と肘で体を支える。
- ポイント:腰が反らないように注意し、腹筋と背筋を意識して緊張させる。
- 効果:体幹全体を鍛え、腰に負担をかけずに筋力をアップします。
- ヒップリフト
- 方法:仰向けに寝て、膝を曲げて足を床に置く。お尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにする。
- ポイント:お尻と背筋を意識して持ち上げ、腰を反らないように注意する。
- 効果:骨盤の位置を整えながら、背筋やお尻の筋肉を強化します。
- キャットカウエクササイズ
- 方法:四つん這いの姿勢から、背中を丸める「キャットポーズ」と、背中を反らせる「カウポーズ」を交互に行う。
- ポイント:動作をゆっくりと行い、呼吸に合わせて動かす。
- 効果:背骨を柔軟にし、腰周りの筋肉をリラックスさせます。
- ストレッチ
- 方法:腰回りの筋肉を柔らかくするためのストレッチを行う。例えば、膝を胸に引き寄せるストレッチや、腰を左右にひねるストレッチなど。
- ポイント:無理をせず、自分の痛みのない範囲で行う。
- 効果:腰痛の緩和に役立ち、筋肉の柔軟性を高めます。
まとめ
腹筋を鍛えることが必ずしも腰痛改善につながるわけではありません。むしろ、過度な腹筋トレーニングは腰痛を悪化させるリスクがあります。腰痛改善のためには、体幹全体のバランスを整え、正しい姿勢を保つことが重要です。当院では、腰痛に対する包括的なアプローチを提供していますので、お困りの方はぜひご相談ください。
からだ快福クラブ北九州で、お待ちしております。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。