寝違えの時にやってはいけない NG 行動とは

寝違えの時にやってはいけない NG 行動とは

朝、目を覚ました時に首や肩が痛くて動かせない「寝違え」を経験したことがある方も多いでしょう。寝違えは、寝ている間に首が不自然な姿勢で長時間固定されることが原因で、筋肉や関節に負担がかかり、痛みが生じるものです。痛みを早く治したいと焦ってしまいがちですが、間違った対処法は症状を悪化させる可能性があります。ここでは、寝違えの時にやってはいけない行動について、具体的に解説します。

1. 痛みを我慢して無理に首を動かす

寝違えた時、首が動かしにくくてストレスを感じるかもしれませんが、無理に動かすのは危険です。例えば、痛みを感じるのに無理に首を回したり、ストレッチを強行することは、痛みの原因となっている筋肉や関節にさらに負担をかけてしまいます。これにより、炎症が悪化して痛みが長引くことになります。首が痛いと感じる時は、なるべく動かさずに安静にしておくことが大切です。

2. 強く揉んだり押したりするマッサージ

首や肩の痛みを和らげようと、強く揉んだり押したりするマッサージをしたくなるかもしれませんが、これも避けた方がいいです。強い刺激を与えると、痛んでいる部分にさらに負担をかけてしまい、痛みが悪化することがあります。優しく触れる程度の軽いマッサージや、痛みを感じない範囲での軽いストレッチにとどめるのが安全です。

3. 無理に痛い方向に首を引っ張るストレッチ

痛みを早く和らげるために、首を引っ張るようなストレッチをしたくなるかもしれませんが、これもNGです。特に、痛みがある方向に無理に首を動かすと、筋肉や関節に余計な負担がかかり、症状が悪化することがあります。軽いストレッチをする際も、痛みを感じない範囲で優しく行うことが大切です。

4. 長時間のデスクワークやスマホの使用

寝違えた状態で、長時間のデスクワークやスマホの使用を続けると、首や肩の筋肉がさらに緊張し、痛みが増すことがあります。特に、スマホを長時間見下ろす姿勢は、首に大きな負担をかけます。首に痛みがある時は、できるだけ首をリラックスさせ、負担がかからない姿勢を心がけましょう。また、適度に休憩を取り、首を休ませることも大切です。

5. 冷やしすぎること

寝違えた時に、痛みを和らげるために冷やすのは効果的ですが、長時間冷やしすぎるのは避けるべきです。冷やすことで一時的に痛みが和らぐことはありますが、長時間冷やし続けると、血液の循環が悪くなり、治りが遅くなることがあります。冷やす時間は15〜20分程度にとどめ、その後はしばらく間隔をあけてから再度冷やすようにしましょう。

6. ボキボキ骨を鳴らす施術

「ボキボキ」と骨を鳴らして症状を解消しようとする行為も、非常に危険です。寝違えた時は、首や肩の筋肉や関節がすでに傷ついている状態です。その状態で無理に骨を鳴らそうとすると、かえって症状が悪化することがあります。骨を鳴らす行為は、熟練した専門家が慎重に行うべきもので、自己判断で行うのは避けましょう。

7. すぐに温めること

寝違えた直後に患部をすぐに温めるのも注意が必要です。温めることで血行が良くなり痛みが和らぐこともありますが、炎症が強い場合、温めることで炎症が悪化する可能性があります。痛みが出た直後は、まず冷やして炎症を抑えることを優先し、時間が経ってから温める方が良い場合もあります。

まとめ

寝違えた時にやってはいけないNG行動をまとめると、無理に動かさないこと、強いマッサージやストレッチを避けること、長時間の冷却や「ボキボキ」と骨を鳴らす行為は控えることが重要です。寝違えは多くの場合、数日安静にしていれば自然に回復しますが、痛みが長引く場合は専門家に相談することをお勧めします。正しい対処法を実践して、無理せずに痛みを和らげるようにしましょう。

 

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