ぎっくり腰に絶対にやらないで欲しいこと – 整体師のひとり言

こんにちは、からだ快福クラブ北九州の院長の林です。ぎっくり腰を経験したことがある方は、その痛みと不便さをよくご存じだと思います。今回は、ぎっくり腰を起こしたときに、絶対にやってはいけないことについて、詳しくお話しします。

1. 痛みを我慢して動こうとしないこと

ぎっくり腰になると、動くたびに激しい痛みが走ります。そのため、「痛みを乗り越えて動けば、早く良くなる」と考える方もいるかもしれません。しかし、これは大きな間違いです。無理に動こうとすると、筋肉や靭帯にさらなる負担がかかり、症状が悪化する危険があります。特に、急に立ち上がったり、重いものを持ち上げたりするのは避けてください。まずは痛みが引くまで、できるだけ楽な姿勢で安静にして、必要最低限の動きに留めましょう。

2. 動かないでじっとしすぎないこと

ぎっくり腰を起こした直後は、動かずに休むことが大事ですが、いつまでも動かずにじっとしているのも良くありません。最初の1〜2日はしっかり休むことが大切ですが、その後は少しずつ体を動かすことも重要です。軽い散歩や、痛みのない範囲での簡単なストレッチをすることで、血液の流れを良くし、回復を助けることができます。ただし、無理は禁物です。痛みがあるときは無理に動かず、少しずつ動きを増やしていくことを心がけましょう。

3. 自分の判断で強い薬を使わないこと

ぎっくり腰の痛みはとても辛いので、強い痛み止めを飲んだり、市販の湿布をたくさん貼ったりしたくなるかもしれません。しかし、これも注意が必要です。痛み止めの薬をたくさん飲んでしまうと、体に負担がかかることがあります。また、薬で痛みを抑えて動くと、無理をしてさらに痛みが悪化することもあります。薬を使う場合は、医師や薬剤師に相談して、適切な量を守るようにしましょう。

4. 腰を急激に温めたり冷やしたりしないこと

ぎっくり腰になったとき、痛みを和らげるために腰を温めたり、冷やしたりすることがあるかもしれません。しかし、これもやり方次第では逆効果になることがあります。例えば、急に熱いお風呂に入って腰を温めたり、冷たいタオルで冷やしすぎたりすると、血行が悪くなり、痛みが悪化することがあります。もし温める場合は、ぬるめのお風呂や低温の温熱パッドを使い、冷やす場合は短時間だけにとどめるようにしてください。

5. ぎっくり腰を軽く考えないこと

ぎっくり腰は、治ってもまた再発しやすい症状です。痛みが引いたからといって安心せず、その後のケアがとても大切です。例えば、腰に負担をかけないように正しい姿勢を保つことや、腰回りの筋肉を鍛えるための運動を続けることが予防に繋がります。また、普段から腰に負担がかからないように、重いものを持ち上げるときは腰を曲げずに膝を使うなど、日常の動作にも気をつけましょう。

まとめ

ぎっくり腰になってしまったら、焦らずにまずは安静にすることが大切です。そして、無理に動かしたり、自分の判断で強い薬を使ったりせず、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるようにしてください。ぎっくり腰は、適切なケアをすれば回復しますが、再発を防ぐためには日常の生活習慣や姿勢の見直しが必要です。あなたの健康を守るために、しっかりとケアを続けてください。お困りの際は、いつでもご相談ください。

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