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北九州市の痛くない評判整体院の施術日記

里花さんブログ

整体院の診療日記。お越し頂いた不調者様の症状や施術内容その結果など定期的に更新します。

小学生の側弯症と整体

側弯症は、小学生の成長期に多く見られる背骨の左右の曲がり(S字やC字の変形)です。姿勢の悪化や筋肉のアンバランスが影響し、早期に適切な対応を取らなければ進行する可能性があります。本記事では、側弯症の原因や影響、そして整体によるアプローチについて詳しく解説します。

小学生における側弯症の主な原因は以下の通りです。

1. 姿勢の悪化
長時間のスマホ使用やゲーム、
机に向かう際の姿勢の崩れが、
背骨や筋肉に負担をかけます。

2. 筋肉のアンバランス
運動不足や片方だけを使う習慣により、
筋肉のバランスが崩れることがあります。

3. 成長期特有の影響
骨が急激に成長する一方で、
筋肉や関節が追いつかず、
側弯症が進行する場合があります。

側弯症が進行すると、
以下のような影響が出る可能性があります:

肩や腰の高さの違い
体の左右バランスが崩れ、
見た目にも変化が現れます。

背中や腰の痛み
筋肉の緊張や骨の歪みにより、
慢性的な痛みが生じることがあります。

呼吸機能の低下
肋骨の動きが制限され、
呼吸が浅くなる場合があります。

将来的な体調不良
放置すると、成人後にさまざまな
体の不調が出る可能性があります。

側弯症の進行を防ぎ、
体全体のバランスを整えるため、
整体では以下のような施術を行います:

骨盤は体全体の土台となる重要な部分です。
骨盤の歪みが脊椎全体に影響を与えるため、
骨盤を正しい位置に整えることで、
姿勢や脊椎のバランスを改善します。

脊椎を構成する各椎骨(背骨)の関節を丁寧に調整します。
硬さや歪みがある部分を整えることで、
脊椎全体の動きがスムーズになり、
自然なカーブを取り戻します。

特に硬くなりがちな上部胸椎を緩めることで、
脊椎全体の動きを改善します。
これにより、肩や背中の柔軟性が向上します。

側弯症では筋肉の左右差が問題となることが多いため、
バランスの取れた筋肉の使い方を取り戻すための施術を行います。

正しい座り方や立ち方を指導します。
たとえば、椅子に座る際には「骨盤を立て、
坐骨で座ること」を意識することが重要です。

当院では、家庭でも実践できるセルフケアを推奨しています:

背骨を伸ばすストレッチ
成長期の背骨をまっすぐ保つシンプルなストレッチを行います。

体幹トレーニング
腹筋や背筋を鍛え、脊椎を支える力を高めます。

正しい姿勢の練習
骨盤を立て、背骨が自然なカーブを保てるような姿勢を日常生活で意識します。

当院では、小学生の成長期に適した優しい施術を心がけています。
また、LINEを活用してセルフケア動画を配信し、
自宅でのケアもサポートしています。
お子様一人ひとりの体の状態を丁寧に確認し、
最適な施術プランをご提案します。

側弯症は成長期の小学生にとって重要な健康課題の一つです。
整体を通じて体のバランスを整え、
正しい姿勢を維持することで、
進行を防ぐだけでなく健康な体を育むサポートができます。
お子様の姿勢や背骨の状態が気になる場合は、
ぜひ当院にご相談ください。

2024年11月15日(金)

姿勢矯正ベルトに対する整体師としての考え

姿勢矯正ベルトは、姿勢を正すための補助具として広く使用されていますが、整体師の視点から見て、これに集中することはかなり逆効果である可能性が高いです。姿勢矯正ベルトに対する否定的な意見を、健康や体の機能への影響という観点から掘り下げていきます。

姿勢矯正ベルトは、一時的な補助具であり、
根本的な姿勢改善にはつながりません。
ベルトを着用している間は、姿勢を矯正することができますが、
ベルトを外した途これは、ベルトが正しい姿勢を
「外部から強制的に維持」するだけであり、
使用者の筋肉や意識には変化が感じられないためです。

本来、姿勢を改善するためには、筋肉のバランスを整え、
骨格の正しい位置を意識的に習慣を身につける必要があります。
ベルトに頼るだけでは、体が自ら正しい姿勢を維持する力を養うことができず、
長期的には姿勢改善の効果は期待できません。

姿勢矯正ベルトを使用すると、体を支えるために必要な筋肉、
特に腹筋や背筋、骨盤周りの筋肉の働きが大幅に減ります。
これにより、姿勢を維持するための筋肉が使われなくなり、
筋力が高まります。筋肉が弱くなると、
ますます自力で正しい姿勢を維持できなくなり、
ベルトなしでは不安定な状態が続くことになります。

特に、長時間ベルトを使用することで、
筋力低下が加速し、体全体のバランスが崩れる可能性があります。
姿勢を改善したいのであれば、ベルトに頼らず、
筋力トレーニングやストレッチで体の機能を強化することが重要です。

姿勢矯正ベルトは、筋肉や皮膚を強く締め付けるため、
リンパ液の流れを穏やかにすることがあります。
特に、腰や背中を長時間圧迫するようなベルトを使用すると、
血流が滞り、酸素や栄養が十分に供給されなくなるため、
筋肉の疲労がなくなりやすくなります。

さらに、リンパ液の流れがよくなることにより、
老廃物の排出が滞り、むくみや冷え、
さらには免疫力の低下の問題が起こることもあります。
血行やリンパの循環が悪化すると、姿勢の改善、
体全体の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、
ベルトの使用には留意すべきです。

姿勢矯正ベルトは、特定の部分をサポートすることで、
身体全体のバランスを考える原因となることがあります。
同様に、腰をサポートするベルトを使用すると、
骨盤や背骨の運動制限が行われ、自然な体の考えられることがあります。

体の一部を過度に固定すると、
その部分に重点がすぎるので
他の部位の筋肉や関節に余計な負担がかかり、
結果的に新たな痛みや不調を覚悟してください。
体全体のバランスを整えながら、
自然な動きの中で姿勢を改善していくことが最も効果的だと考えています。

姿勢矯正ベルトは、一見すると正にしてくれる便利なアイテムに見えますが、
実際には体の自然な姿勢改善を驚くことが多いです。
ベルトを装着することで、体が「外部の力」に依存している」状態になり、
自分自身で正しい姿勢を意識する力が弱まります。

本来、正しい姿勢を守るためには、
日常生活の中で骨盤や背骨の位置、
肩甲骨の動きなどを意識し、
体の感覚を研ぎ澄ます必要があります。
感覚が鈍くなって、無意識のうちに悪い姿勢が起きてしまう恐れがあります。

姿勢を根本的に改善するためには、
筋力トレーニングやストレッチ、
体全体のバランスを整えることが大切です。
姿勢矯正ベルトは一時的なサポートとしては
有効ではないかもしれませんが、
長期的には自分の体を鍛えることで、
自然に正しい姿勢を維持できるようにすることが重要です。

特に、腹筋や背筋、骨盤周りの筋肉を強化することで、
ベルトなしでも姿勢が保てるようになります。
整体院では、患者さんに対してエクササイズやストレッチを指導し、
自分で姿勢を改善できる方法を提供しています。

姿勢矯正ベルトは、短期的にはサポートや
痛みの軽減に効果があるかもしれませんが、長
期的に見れば、筋力低下や血液・リンパの流れの悪化、
体全体のバランスの崩れなど、さまざまなリスクがあります。
さらに、ベルトに頼りすぎると、
自分自身で姿勢を改善する力が失われ、
結果的に姿勢の悪さが悪化する可能性があります。

本質的な姿勢改善には、エクササイズやストレッチ、
日常生活での姿勢意識が必要です。体全体のバランスを整え、
自然な姿勢を保つためには、ベルトではなく、
体を鍛えることこそが最も効果的な方法だと言えます。

2024年10月22日(火)

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