日々、多くの患者さまの痛みや不調に向き合っている整体師も、
時には自身の身体に不調を抱えることがあります。
今回は、副院長である私自身が体験した「肘の痛み」と、
それを克服した施術についてお話しします。
痛みのきっかけと症状
気がついたのは、いつからか肘に感じる違和感。
やがてそれが痛みへと変わり、
日常生活の中で頻繁に気になるようになりました。
特に以下の動作で痛みを感じていました:
重い物を持ち上げるとき
引き戸を開けるとき
拳に力を入れるとき
自分でもストレッチや緩めるケアを試みたり、
日常生活での負担を軽減するよう気をつけていましたが、
なかなか改善せず困っていました。
院長の施術を受けて
最終的に、院長に施術をお願いすることにしました。
まずは肘だけに注目するのではなく、
身体全体の状態を丁寧に見てもらいました。
施術内容は以下の通りです
1. 背骨や肋骨、肩甲骨、肩関節、肘関節といった
身体全体の動きの悪い部分を緩める。
2. 痛みのある肘の状態を確認しながら施術を進める。
しかし、最初は肘の痛みに大きな変化が見られませんでした。
そこで次に、手首や手、指といった末端の関節にまで
アプローチを広げて施術をしてもらいました。
驚きの結果と気づき
驚いたことに、手や指の関節を緩めることで、
これまで痛かった動作での痛みがかなり軽減しました!
この経験からわかったことは、
「痛みが出ている場所が必ずしも原因ではない」ということです。
人間の身体は全てがつながっており、
一見関係のなさそうな部分が痛みの根本原因になっていることがあります。
今回も、肘の痛みの原因は肘そのものではなく、
手や指の動きの悪さにあったようです。
パーフェクト整体の効果
このように、痛みの原因を丁寧に探り、
必要な部分を的確に緩めて施術を行えるのが、
当院の「パーフェクト整体」の強みです。
おかげさまで、現在は肘の痛みを全く感じることなく、
毎日の施術を行うことができています。
そして何より、的確な施術をしてくれた院長に感謝しています。
最後に
今回の体験を通じて改めて感じたのは、
人間の身体の奥深さと、全体を見て施術を行う重要性です。
肘の痛みや不調でお悩みの方がいらっしゃいましたら、
ぜひお気軽にご相談ください。きっとお力になれると思います。
あなたの痛みの原因、一緒に見つけてみませんか?
2024年12月5日(木)
こんばんは。
からだ快福クラブ北九州・院長の林です。
本日は経絡整体による肘痛の症例です。
30代 男性 サラリーマン
typeⅣ
北九州市小倉北区在住
趣味のロッククライミングで
体中が故障だらけです。
月一ペースで来院されていましたが、
今回は少し間隔が空いて2か月ぶりの来院でした。
今回は両肘の痛みです。
■症状
右肘内側 屈曲・回内で痛み
左肘外側 屈曲・伸展回外で痛み
右腰から臀部に痛み
両腕(前腕)の筋肉がガチガチに硬い
■施術
①腕の捻り(typeⅣ)
腕の立降り・横振り
この時に膝を曲げる時に腕を振り降ろす
体の捻りは、腕の力抜いて早く、巻き付けるように
後屈→前屈→体の右回し→左回しで稼働が広がる
②①の繰り返し
肘の痛み軽減
③腕の経絡
肘の痛みはほぼ消失
④仰臥位でて指の刺激(伸展・屈曲・捻り)
四指→小指→二指→三指→母子
かなり痛がっていました。
前腕の凝りはかなり柔らかくなりました。
胸椎の硬さも取れました。
⑤足の捻り
肘の施術でこんなに簡単に痛みが取れたのは初めてです。
重症の方は前腕の筋肉の緊張が激しい事が多いのですが
kido air system(経絡整体)では腕の捻りと経絡の刺激でかなり柔らかくなることが多いです。
2017年7月13日(木)
今年、高校に進学するスポーツ少年の症例です。
テニスのサーブの時に打ち下ろす瞬間に肩が痛みます。
また、肘を伸ばしきった時に肘が痛みます。
肩甲骨の高さの差や骨盤のゆがみはありません。
仰向けで寝た状態では股関節のズレが見つかりました。
筋肉を痛めている事が原因の痛みではありませんでした。
肩の痛みは動作を始める時に生じる肩関節の微妙なずれが原因でした。
それを修正するとその場で痛みは消失しました。
また、肘の痛みは動作終了時の伸ばしきった時の痛みなので
上腕と前腕を交互に挟んで肘関節の調整でこれも消失しました。
最初本人はキョトンとしていましたが、
次第に「痛くない」」と満面の笑みを浮かべておました。
痛みの出る動作の繰り返しの確認と
運動前の念入りなストレッチの禁止を指示して終了としました。
典型的なテニス肘の症例でした。
2012年3月29日(木)