■いつから症状が出始めたのか
2年程前に脊椎間狭窄症と診断される。
当時は左足と腰の痛みを訴えられて来院されました。
■どのような症状か?
寝ていても右の太腿の前面から側面に痛みがあります。
特に仰臥位が最も辛いそうです。
■施術の内容と結果
骨盤の歪みと股関節のズレが大きいです。
腰と大腿の筋肉に強い緊張がありました。
伏臥位では比較的楽になったので
後方転位側の右足を引く事が出来ました。
原因を探っていくと股関節にありました。
また、仙骨部の張りも強かったです。
患側の足は軽くゆらすだけでも
痛みが出ましたので中止しました。
反対の左足をゆらす時に仙骨の際を
丁寧に弛めた所で一気に表情が変りました。
■コメント
最終的に殆んどの痛みが無くなりました。
今日の夜に寝る時に痛みが出る場合もあるかと
思われますが原因が分かったので安心されていました。
脊椎間狭窄症という病名に囚われずに
原因を探った事が今回の結果に繋がりました。
診断力の大切さを語れる症例だと思います。
来た時とは別人のような笑顔で帰られました。
2011年4月26日(火)