■股関節が痛いといって整体院に来院される方でも痛む場所も程度も様々です。
鼠径(そけい)部が痛い方、お尻、坐骨が痛い方など。
レントゲンやCTなどの検査で異常なしだと
鎮痛剤や湿布を出されますが痛みは治まりません。
立ったり座ったり歩くのさえ痛い場合でも
検査では異常なしといわれる事も多いようです。
股関節の痛みで当院での整体をご希望の約60%以上の方が、
病院の検査の画像上では異常がみられない方です。
しかし、日常生活にも困る痛みの方もおられます。
そして約20%の方が変形性股関節症や生まれつき股関節の作りにやや問題がある
「先天性股関節脱臼」や「先天性臼蓋形成不全」などの病名がある方で、
手術は勧められていないパターンです。
これらの方はMRIやCTなどの画像上で変形や損傷がみられます。
あとの約10%の方が手術を勧められているが手術だけは避けたい方です。
※股関節チェックリスト
以下の項目に4つ以上該当するかたは要注意です。
□椅子に座った状態で足を組むと足の付根が痛い。
□靴下を履く時に痛みがでる。
□胡座(あぐら)がかけなくなった。
□椅子には浅く腰掛けて背もたれにもたれて座る。
□ふかふかのソファーに座ることが多い。
□極端なガニ股、もしくは内股である。
□O脚である。
□足を組む癖がある。
□床に座る時に横すわり、あひる座りをする。
□靴底のかかとの片側が減っている。
□片足に重心をかけて立っている。
事故などの外圧が原因の場合は別として
多くの股関節痛の原因は日常生活の中にあります。
その中でも最も多いのは悪い座り方です。
横すわり、あひる座りはもちろんのこと、
骨盤を後ろに寝せて座る座り方です(後傾)
骨盤が後ろに倒れた座り方をすると、
骨盤は開いてしまいます。
そして、足の骨(大腿骨)も外側に開いてしまいます(大腿骨外旋)
この状態から立ち上がると股関節には大変負担をかけてしまいます。
また、立ち方ですが、
ほとんどの方に共通するのが台所仕事などの時や
信号待ちの時に片脚に重心を欠けています。
いつも、同じ方に重心をかけていると
左右の股関節のアンバランスの原因になります。
パーフェクト整体では大腿骨骨頭を解剖学的に正しい位置に誘導して
股関節本来の動きを取り戻す手助けをしています。
たとえ杖を着かないと痛くて歩くのも辛い股関節痛の方でも
大腿骨骨頭が正しい位置で正常な動きができるようになると
痛みは嘘のようにひいていく事も度々あります。
また自宅でできる簡単な股関節のストレッチ体操をお教えします。
手術をする前に一度、痛みなく歩ける生活を目指してみませんか?